Jリーグ今季の成立条件は“全体で75%”と“各クラブが50%”の試合消化
Jリーグが27日、臨時実行委員会を開き、J1からJ3までの各リーグ戦が成立するための条件について合意をとった。
まず、必要条件となるのは以下の2点。
(1)全体の総試合数が75%消化されること
(2)全クラブがそれぞれ50%以上を消化すること
上記の2点が満たされない場合は、そのリーグ戦は不成立となり、順位決定、昇格、賞金、表彰などはなくなる。例えばJ1(18チーム)の場合、総試合数が9×34=306なので、230試合以上が消化され、全クラブが17試合以上を消化した場合となる。
また、リーグ戦が成立したとしても、新型コロナウイルスの影響で各チームの消化試合数がそろわない可能性がある。
例えば、仮に勝率で順位を決定するとしたとして、同じ勝率9割でも18勝2敗と、27勝3敗では、消化試合数が10試合違うことを考えれば、その重みも変わってくるのではないか、という意見が考えられる。
そのため、消化試合数がそろっていない時の順位決定方法については、検討中の段階だとした。
なお、今季はJ2からJ1への昇格をかけたプレーオフは行わないことでも合意した。