J1清水、敏腕社長退任ネタに反響「驚いた」「紛らわしい」
J1清水が1日、クラブの公式ホームページで「山室晋也代表取締役社長退任および用具担当就任のお知らせ」と発表。しかし、これはエイプリルフールの“ネタ”だったとし、反響を集めている。
清水は「本日(4月1日)の臨時取締役会におきまして、同日付けで弊社代表取締役社長 山室晋也の退任および用具担当への就任が承認されましたので、お知らせいたします」と明記。山室社長の「初めて関わることになったサッカー界だけに不慣れな点も多く、自分なりにこれまで必死に勉強して参りました。しかしながら、このままで良いのかという想いが強くなり、このたび社長を潔く退任することと致しました」などのコメントも掲載した。
前年までプロ野球ロッテの社長を務め、親会社の支援を受けずに初の黒字化を達成。敏腕社長として注目され、1月に清水入りした。わずか3カ月での“退任発表”として一部でも報じられ、ネットがざわついた。
ただ、クラブの公式ツイッターでは「#エイプリフール」と記され、“ネタ”であることが判明。一部報道も“修正”された。ツイッターにはフォロワーから通常の倍以上のコメント数が集まり、「びっくりした」、「騙された」などの声の他に、ホームページではネタであることが分かりにくいことから「本当のニュースリリースページにアップしたら紛らわしい」、「少しリアルで笑えない」などの声も寄せられた。
社長自ら体を張って注目を集め、清水の広報部は「賛否はありますが、反響はいただきました」とコメント。ツイッターには山室社長が笑顔で“用具担当”として働く動画も添付したが、2日からは通常体制に戻るという。