元日本代表監督ザック氏「親愛なる日本の皆さんへ」 コロナ禍の“第二の故郷”へエール
サッカー元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(67)が8日、日本協会を通じて日本へのメッセージを送った。
「親愛なる日本の皆さんへ」という書き出しから始まる、ザックからのメッセージ。新型コロナウイルス感染拡大の影響について「自由な行動が制限されたりすることも求められますが、それは再び素晴らしい世界を取り戻すために必要なことだと思います」。そして「私の第二の故郷である日本は、困難に打ち勝つために自己犠牲を払い、他人を思いやって行動できる多くの人たちがいることを知っています」と思いをつづった。
また、同じく新型コロナウイルスの影響が大きい自身が暮らすイタリアの日常には「まだまだ厳しい状況」としながらも「1カ月以上にわたって人々が家にとどまる努力を続けた結果、少しずつ光が見えてきているように感じている」と報告する。
最後には、自身の名前と共に「stay@home」と書き添えたザック。日本を愛し、日本に愛された指揮官の人柄がにじんでいた。