久保「僕の希望は白のユニホームを着てプレーすること」 レアルでの将来的な活躍を誓う
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードから同リーグのマジョルカにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英が、レアルの選手としての成功を信じて疑わない意思を示しているという。スペインの地元紙アスのインタビューに応じたもので、12日までに同紙が報じている。
新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ中断がなければ、12日にはマジョルカの所属選手としてレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでプレーする予定だった。この試合について久保は「全ての試合が僕にとって大事だけど、この試合はとても特別なもの」と開幕から目標にしていたことを告白。もっとも「現時点ではこの状態が落ち着いて欲しいということしか考えていない。今大事なのは健康」と世界的な健康不安に配慮した発言をしている。
自宅待機を強いられている現状では、監督、コーチからの指示を受けた練習メニューを、ビデオ電話を使い4、5人のグループでこなしている。さらに個人練習を含め午前、午後の2部構成。昼食後2時間程度の自由時間には読書かドラマシリーズを鑑賞しているとした。
来季の去就は「何も決まっていない」という。それでも将来の青写真については「僕の希望ははっきりしていて、それは(マドリードの)白のユニホームを着てベルナベウでプレーすること。そのために今、いろんなことを学んでいる。全ては僕次第で、いつかマドリードで居場所を手にするだろう。そのために今僕は最高の自分を出し、あそこ(マドリード)に居られ、戦っていけることを証明するためにマジョルカにいる」としている。