J再開の時期、チェアマンも「今の段階で私の方から申し上げることはできません」
Jリーグが15日、臨時理事会を開催し、ウェブ会見を開いた。村井チェアマンは現在白紙状態となっているJリーグ公式戦の再開時期について、「今の段階で私の方から申し上げることはできません」とあらゆる可能性を否定しなかった。
時期について、「6月に再開が可能なのか、7月になるのか、8月になるのか。それより、もっと深いところになるのか。このあたりは、なんとも今の段階で私の方から申し上げることはできません」と説明。8月以降となる可能性すら否定はしなかった。
その上で、日程の検討については「従前の2週間というよりは、1カ月間ぐらいでどんな手を打てるのか、プロジェクトの中では検討をし始めている」とし、以前よりも広い幅での日程組み立てを行っていると明かした。
当然、再開ができたとしても、先送りされればされるほど、日程は過密になる。JFAの須原清貴専務理事がこの日の臨時理事会で、リーグ戦を重視する考えであると表明したことをチェアマンは紹介。今後について「代表チームが招集されている中でも場合によってはJリーグの試合を行う」、「天皇杯の競技日程を考える」、「ルヴァン杯のグループステージ、もしくはプレーオフとかを少し圧縮しながら、しっかりルヴァンカップを継続していく」などの考えられる施策も例示した。