サッカースペイン１部リーグ、バルセロナがリーグ再開に消極的姿勢－。これ以上試合を行わない考えを持っているという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙スポルトが２５日、伝えている。

　記事によると、新型コロナウイルスの拡散を受け、選手の健康を第一に考えた上での判断。クラブ総合練習場では衛生面で問題のない対応ができるものの、アウェー試合では航空機やバスといった移動手段、ロッカールームやシャワー、不特定多数の人たちとの接触などウイルス感染の恐れが払拭できないという見方が根拠となっている。

　それらは現時点でいち主要幹部の意見でありクラブとしての方針ではない。しかし国内リーグ再開に前向きな方針のリーグやＵＥＦＡに対立する姿勢で、スペイン他クラブの中にはリーグ再開を念頭に入れたウイルス検査を拒否する動きもあり、少なくない波紋を与える可能性がある。