新型コロナ感染のJ1神戸・酒井高徳 約1カ月の長期入院 25日に退院
J1神戸は25日、Jリーグ選手として初めて新型コロナウイルスに感染し、兵庫県内の医療機関に入院していた元日本代表DF酒井高徳(29)が、2度のPCR検査で陰性判定となり、同日に退院したと発表した。
酒井は3月25日夜に発熱し、同26日に兵庫県内の病院で「急性上気道炎」と診断された。同28日に「においを感じない」と嗅覚異常を訴え、兵庫県内の病院でPCR検査を実施したところ、同30日午後5時過ぎに陽性と判定され、神戸は同日、酒井の感染を公表した。
新型コロナウイルスに感染した患者は、少なくとも24時間の間隔を置いたPCR検査を2度行い、両方で陰性判定が確認されることが退院基準となっている。3月30日に入院した酒井は1カ月近く入院していたことになり、J1C大阪GK永石の2週間、プロ野球阪神の藤浪の約1週間などに比べると、かなりの長期入院となった。