J1札幌 MF荒野拓馬がフードロス問題解消に取り組む サイト立ち上げ出品者募る
J1札幌のMF荒野拓馬(27)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で急増しているフードロス問題の解消に取り組んでいる。
27歳の誕生日を迎えた20日、荒野は自身のツイッターに「北海道のフードロス問題に貢献できないか考えています。北海道の素晴らしい食材を日本中へお届けするサポーターをしてみたい」と投稿。25日にサイト「Food Rescue Hero」を立ち上げ、新型コロナウイルスの影響で廃棄処分の危機にある食材について生産者から出品を募っている。
初回は長沼町「仲野農園」のアップルパイで計100セットが完売。26日から50セットが追加販売された。第2弾は南幌町産「ゆめぴりか」を100%使用したグルテンフリードーナツで、追加販売も含めた60セットが即日完売し、さらに10セットが追加された。
Jリーグの中断でサッカーでの貢献が困難な状況ながら、ピッチ外での恩返しに奮闘する。荒野は「Food Rescue Hero」のサイトで「普段僕は多くのサポーターのみなさんに支えられています。今回は僕が北海道の食のサポーターになります」とメッセージを寄せている。