仏リーグ、五大リーグで初の打ち切り マルセイユ・酒井は欧州CL出場権確保

 サッカーのフランス・プロリーグは30日、新型コロナウイルスの影響で中断している今季リーグ戦の打ち切りを発表した。再開断念はイングランド、スペインなど欧州五大リーグで初。11試合を残して首位のパリ・サンジェルマンが優勝となり3連覇。DF酒井宏樹(30)のマルセイユは2位で、パリSGとともに来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得る見通し。消化試合数が異なるため1試合平均の勝ち点で順位を確定した。同リーグは8月22、23日までに来季開幕を目指す。

 10試合を残して今季が打ち切られ、マルセイユの酒井は「無観客かつ感染リスクが高い中では、正直プレーしたくないのが本心だった」と受け止めた。在籍4年目は故障などもあり不完全燃焼だったが、チームは目標だった欧州CL出場権を得られる2位を確保。正式に決まれば来季は欧州9年目で念願のCL初出場を果たす。3月17日に左足首を手術後、既にジョギングを開始。外出制限が続く状況にも「日々を大切に過ごしている」と前向きに捉えた。

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