FC東京が警告 特定選手に対する誹謗中傷に「侮辱的、差別的発言や行為を絶対に認めません」
FC東京が2日、SNSで特定選手に対する差別や誹謗中傷の発言が散見されているとして、公式ホームページで声明文を掲載した。
FC東京は「ファン・サポーターのみなさまへ」のタイトルでメッセージ。「Jリーグ統一禁止事項にある『人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治または出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為をすること。』を踏まえ、FC東京としましては、2014年9月に『FAIR SUPPORT FOR ALL BY ALL』のメッセージを発信し差別や挑発・迷惑行為の根絶に取り組んでおります」と記した。
発言の詳細については触れていないものの、「どのような発言や行為が侮辱にあたり差別的であるかということに関しては、さまざまな受け止め方があると思います。しかし大切なことは、その行為を行った側がどういう考えに基づいていたのかということではなく、受け手がどのように感じたかということが重要であり、当クラブではそのような侮辱的、差別的(と受け止められる)発言や行為を絶対に認めません」と断固たる姿勢を示した。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、公式戦再開のめどは立っていないが「ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、以上の考え方を何卒ご理解いただき、今後とも熱いご声援を賜りますようお願い申し上げます」と締めくくった。