関西のＪクラブ４チームが参加する「Ｊリーグ　ｅＳｐｏｒｔｓ　ＯＮＬＩＮＥ」（毎日放送主催）の第２節２試合が９日、行われ、Ｇ大阪ＦＷ渡辺千真（３３）と神戸ＦＷ小川慶治朗（２７）の対戦は２－２で引き分けた。

　Ｇ大阪は開始９分で渡辺が２得点と先行したが、神戸は前半３０分にＦＷ藤本、同３９分にＦＷ古橋のゴールで同点に追い付いた。

　自身を操り２得点した渡辺は「素晴らしい２ゴールだった」と自画自賛したが、自陣のスローインから失点を招くなど守備で操作ミスが目立ち「その後の失点は許せない」と悔しそうに振り返った。

　前日まで携帯ゲームでの対戦とは知らず、プレイステーションで練習を積んでいたことを明かした小川は、自身を操作した感覚について「もっとうまくやろうと思ったけど空回りした。ドリブルもタッチが大きくなってしまった」と頭をかいた。

　Ｇ大阪は１勝１分けで勝ち点４、神戸は１分け１敗で同１となった。最終節は１６日にＧ大阪ＤＦ三浦弦太（２５）と京都ＤＦ飯田貴敬（２５）、神戸ＦＷ田中順也（３２）とＣ大阪ＦＷ中島元彦（２１）が対戦する。大会の模様はＭＢＳテレビ「ＹＵＢＩＷＡＺＡ」で６月１１、１８日に深夜１時５９分から放送される。