ドイツ2部ドレスデン、2人コロナ陽性 原口所属ハノーバーと対戦予定も不可能に
サッカーのドイツ2部リーグ、ドレスデンは9日、新型コロナウイルスの検査で2選手が陽性反応を示したと発表した。地元の保健当局がチーム全体に14日間の隔離措置を講じて選手が自宅待機となったため、中断しているシーズンの再開初戦に臨むことが不可能な事態に陥った。17日に原口元気が所属するハノーバーと敵地で対戦予定だった。
ハノーバーもドレスデンの発表を受けて予定通りには試合を行わないことを表明した。同国メディアによるとリーグは再開方針を変えず、週明けに当該試合について対応を話し合うとしている。
ドイツでは政府と各州が6日に無観客で試合を行うことなどを条件に1、2部リーグの再開を許可。16日からの試合実施を決めたリーグの1、2部の全クラブは検査を繰り返し受けており、ドレスデンでは陽性だった1選手が3日から自主隔離となっている。