J1鳥栖GK高丘「微力ながら」地元病院に弁当、マスク寄贈 子供たちとZoom交流
J1鳥栖は11日、GK高丘陽平(24)が佐賀県医療センター好生館に弁当100個や鳥栖の歴代記念配布ユニフォームを使用して作成された手作りマスクを寄贈し、小児病棟の子供たちとテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を通して交流を行ったと発表した。
新型コロナウイルス感染症の治療に尽力する医療従事者へ感謝を示し「微力ながら自分にできることをしたい」という高丘の意向で実現した。
高丘は「日夜、最前線で対応している医療関係の皆様に心からの敬意を表します。プレーで皆様に笑顔を届けることも大切にしていますが、それができない今、いつも僕たちを支えてくださる皆様に少しでも恩返ししたい」とクラブを通じてコメントし、小児病棟の子供たちとの交流についても「逆に子どもたちから元気をもらって、Jリーグが再開して勇気を持ってもらえるようなプレーを見せたいと強く感じました」と決意を新たにした。
「これからも自分にできることを続けていきます」という高丘。次回は佐賀大学医学部付属病院への寄贈を予定している。