なでしこ日テレ・籾木結花が米レインへ移籍 小柄な技巧派「個性生かす」
サッカー女子プレナスなでしこリーグの日テレは22日、FW籾木結花(24)が米女子プロリーグNWSLのレインへ移籍すると発表した。女子日本代表「なでしこジャパン」の主力アタッカーはオンラインの記者会見で「(NWSLで)おそらく一番、背が小さく、足が遅く、パワーもない選手だと思うが、正反対の環境だからこそ個性が生かせる」と意気込んだ。
米ニューヨーク生まれで東京都育ちの籾木は、日テレの下部組織を経てトップチームへ昇格した。身長153センチの小柄な技巧派で、代表通算31試合10得点。昨年の女子W杯フランス大会にも出場した。3月にあった代表の米国遠征後に獲得の申し入れがあったといい「人生で一度あるかないかのチャンスが巡ってきた感覚。逃すわけにはいかないと考えた」と話した。
ワシントン州タコマを本拠とするレインには、女子米国代表で女子W杯最優秀選手のFWラピノーらが在籍。昨季まで元日本代表MFの宇津木瑠美も所属した。