J1鹿島が2カ月ぶり全体練習再開 MF三竿、笑顔で「自粛期間プラスに」

 サッカーのJ1鹿島は28日、新型コロナウイルスの影響で控えていた全体練習を再開。鹿嶋市内の練習場で約1時間半、基礎練習やミニゲームなどのメニューを行った。およそ2カ月ぶりの全体練習。主将のMF三竿健斗(24)は「練習できずにパワーがたまっていたのか、自粛前よりも練習の雰囲気が明るく、活気があふれていた。自粛期間がプラスに働いたと思います」と笑顔を見せた。

 自粛期間中には、さまざまなことに考えを巡らせた。「いざ試合、練習がなくなると、生きがいというか、刺激がなくなった感覚だった」。そんな心の穴を埋めたのは、偶然にネット上の動画で聞いたビートたけし氏の「死んだら楽になるから、生きているうちは苦しめ」との言葉。「人間として成長するために必要なこと。自分を律する良い言葉だと思った」と再び闘志に火が付いた。

 今季はここまで公式戦3戦全敗と苦しんでいるが、ザーゴ新監督のもとで新たなスタイルの構築途中。「タイトルを取らないとこのチームは意味がない。そのために新しいサッカーを吸収して表現してきたい」と再開に向けて意気込んだ。

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