J1浦和、約10億円の赤字想定 コロナ禍で入場料など収入減
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J1浦和の立花洋一社長は10日、オンラインで取材に応じ、新型コロナウイルスによる入場料収入減などで本年度は10億円前後の赤字を想定していると明らかにした。昨年度は営業収入で過去最高の82億1766万円を計上したが、約20億円の減収を見込んでいる。「埼玉スタジアムの満員が見通せない状況が経営としては課題」と話した。
昨年の1試合平均入場者数で全クラブ最多の約3万4千人を記録した浦和は、シーズンチケット購入者も約2万とJリーグで最も多い。この日シーズンチケットの払い戻しの実施を発表し、払い戻し辞退による寄付も受け付けた。