鹿島MF永木「この期間をプラスに」再開初戦へ戦術習熟
サッカーJ1鹿島のMF永木亮太(32)が11日、練習後にオンラインでの取材に応じた。
公式戦の再開となる7月4日まで、1カ月を切った状態。ザーゴ新監督を迎え、新たなスタイルを構築しながら迎えた開幕直後は、公式戦3連敗と苦しんだ。それだけに全体練習再開後は「自分も含めて、ザーゴさんの戦術を出そうとしている。コミュニケーションも取れるし、この期間をプラスに捉えるしかない」と再開初戦に向けて取り組んでいる。
新スタイルでは、主戦場のボランチが最終ラインからのビルドアップに参加することも特長の一つ。「一番危険なところでボールを失うと、失点につながるという難しさはあるが、逆に言えばこれまでやっていなかったことで、自分の成長につながる。楽しみながらやっている」と話す。
外出自粛の期間中は「普段、練習ばかりしていると休みが恋しくなるが、今回は逆。サッカーがしたくなるとあらためて今回の期間に感じさせてもらった」。多くの思いを込めながら、再開日に向けて準備を進める。