J観戦ガイドライン発表7・10から「超厳戒」で来場あり方針 休む勇気求める
Jリーグが12日、「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を発表した。選手、関係者、ファン・サポーターらには、感染症が疑われる症状がある場合は「勇気をもって」来場しないことを求めた。観客を入れての開催は7月10日(予定)から「超厳戒態勢」で行い、観客の来場上限は5000人か収容人数の50%のうち少ない方と定められた。
段階的な移行期間を経た8月1日(予定)から、入場者の上限から「5000人」の人数制限を外し、収容人数の50%を上限とする方針となっている。
発熱、咳、のどの痛み、体のだるさ、味覚・嗅覚の異常がある場合、同居家族・身近な知人に感染が疑われる人がいる場合、過去14日以内に政府から入国制限や入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又和当該在住者との濃厚接触がある場合は、来場を見合わせるよう求められた。入場ゲートで体温が測定され、37・5度以上ある場合は入場できない。また、マスク着用(現地での配布はない)が求められ、熱中症対策で外す際は最低1mの社会的距離をとることを定めた。
「無観客開催」時はスタジアムには周辺を含めて、来場しないよう求めた。スタジアム内外での横断幕掲出は禁止とされ、守られなければ試合延期措置も検討すると発表された。
「超厳戒態勢」時はアウェイサポーター用のビジター席は設置されない。
「厳戒態勢」まで段階が進むと、ビジター席が設置される。ただし「超厳戒態勢」、「厳戒態勢」を問わず来場したファンは応援を扇動したり、歌や指笛、旗を振る、鳴り物を使っての応援、手拍子、ハイタッチ・肩を組む行為は禁止される。