久保建英の復帰不成立 バルサと代理人との間で大きな見解の食い違い

 サッカースペイン1部リーグ・マジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英が、下部組織時代を過ごしたバルセロナに復帰しなかった理由について、バルセロナ側と選手代理人の間で大きな見解の食い違いがあったとバルセロナを中心に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボ紙が13日までに伝えた。

 同紙によると、2019年6月に久保が18歳となるのを見据え、バルセロナは2018年10月から選手の復帰について動き出した。状況が大きく変わったのは代理人の変更から。PSGなど複数の欧州主要クラブから提示があり、引き抜き戦線は激化した。バルセロナによると、この時点で金銭的な条件、トップチームの枠といった選手側の要求を受け、4回の交渉を行ったという。

 一方代理人は「重要な話し合いは1回だけで、20分」。それも相手の話を聞く一方で「1枚の計算の紙を渡されただけ」だったとしている。

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