マジョルカ大敗も久保は孤軍奮闘 古巣バルサとの対戦で現地紙が高評価
「スペイン1部リーグ、マジョルカ0-4バルセロナ」(13日、マジョルカ)
リーグ再開初戦で大敗したマジョルカの日本代表MF久保建英が、14日の現地スポーツ紙各紙でチーム最高の評価を受けた。
マルカ紙、アス紙は選手個別でチーム単独トップとなる「2」の評価。これは大半のバルセロナ選手と同じものだった。マルカ紙は「マジョルカは日本人選手タケのインスピレーション頼り」、アス紙は「タケ・クボはバルサにダメージを与えるための(マジョルカ)唯一のオプションだった」とマジョルカの攻撃を一手に担ったとした。
さらにバルセロナを中心に展開するスポーツ紙のエル・ムンド・デポルティボ紙とスポルト紙は、マッチレポート内に単独の見出し、段落を設けて久保についての記述。エル・ムンド・デポルティボ紙は「クボが警告」とし「元バルサで現在マジョルカ、将来はマドリニスタになるだろう若きタケが(マジョルカの)リアクションを先導した」と奮闘ぶりを説明し、スポルト紙も「クボ、それ以外は特になし」との中見出しから「チーム一番の選手、日本出身の元バルサ、今はレアル・マドリード所属の選手、タケ・クボが攻撃で可能な限りのあらゆるものを提供した」とした。