先制弾の香川、地元紙が手のひら返しで絶賛 「生まれ変わった」「エクセレント」
「スペイン2部リーグ、ルーゴ1-3サラゴサ」(16日、ルーゴ)
サラゴサの元日本代表MF香川真司が、今季3ゴール目となる先制点を決めるなど勝利に貢献した。ここまで同選手に対して辛辣な論調だった地元メディアも17日は一転して大絶賛。チームを勝利に導く活躍を、これ以上ないほどの表現で称えた。
地元一般紙のエラルドは選手個別評価でチームトップとなる3を付け「9月以降の日本人選手(香川)一番の試合。試合展開の鍵となる選手。エクセレント」と寸評。もうひとつの地元一般紙、エル・ペリオディコ・デ・アラゴンも試合レポートの中で「香川は明らかに生まれ変わった」と表現した。
このほかアラゴン州のスポーツ情報を扱うサイト「スポルトアラゴン」もチームトップとなる9の評価で「試合で一番の選手。何カ月も経過した後、このチームであるべき選手であることを再び示した。カガワがコンスタントな出来を見せれば、そのプレーによってチームは1部昇格に向けてもう一歩前進することになるだろう」としている。
また上述のエラルド紙は「カガワが笑顔を取り戻す」との見出しの別記事も掲載。「カガワは才能、持ち前のレベルの高さを披露、サラゴサが必要としていた時に解決的、決定的な存在になった」と改めて絶賛。加えて19本のパス全てを成功させ、ミスが無かったと伝えている。