JリーグPCR検査開始 G大阪・井手口「痛くなかった」綿棒かむ簡易キットに歓迎の声
Jリーグは19日、7月4日のJ1再開、6月27日のJ2再開とJ3開幕に備え、全56クラブの登録選手とチームスタッフ、審判員ら最大3580人へのPCR検査を開始した。2週に1度のペースで今季末まで実施され、陰性判定がベンチ入りなどの条件となる。
この日検査を受けたG大阪MF井手口陽介は「インフルエンザ(の検査)より痛くなかったので良かった」と笑顔。鹿島MF白崎凌兵は「5分以内で終わる。これで安全が確認できるのはいい」と綿棒をかむ簡易なキットを歓迎した。
今回の検査結果は22日にも判明する見通し。陽性者が出た場合、本人は隔離され、チームの活動可否は保健所の指示に従うことになるが、状況によって全体練習を制限される可能性もある。横浜FCの下平隆宏監督は「何もなければいいなと祈っている」と話している。