G大阪がリモマ“予行演習” 通常と異なるルーティン…宮本監督、選手に適応促す
J1G大阪の宮本恒靖監督(43)が19日、吹田市内の非公開練習後にオンラインでの取材に応じた。20日のJ2クラブ(相手非公表)との練習試合で本拠地パナソニックスタジアム吹田を使用し、リモートマッチ(無観客試合)の“予行演習”を行う考えを明かした。
再開初戦(7月4日)となるC大阪との“大阪ダービー”は無観客となる。Jリーグが発表したガイドラインには、動線のゾーン分けや給水ボトルの共用禁止などが詳細に記されており、選手も通常とは異なるルーティンを強いられる。
13日の練習試合でも円陣やハイタッチを禁止するなど「自然と試してみた」という宮本監督は、本番の試合会場でより具体的なシミュレーションを積み重ね、選手にリモートマッチへの適応を促す。
この日の練習後にはJリーグが義務付けたPCR検査を受診した。「初めて経験して具体的なイメージがわいた」と感想を口にした指揮官は、「しっかり続けていきたい」と着実に再開を見据えた。