Jリーグ今季の順位決定方法を発表 得失点差の次に当該クラブ間の対戦成績
Jリーグが23日、今季の順位決定方法について発表した。最も優先されるのが勝ち点(勝利3、引き分け1、敗北0)の合計であることは変わらず、同勝ち点の場合は全試合の得失点差と続く。それも同じ場合は従来の総得点ではなく、該当するクラブ間の対戦成績を重視することになった。
今季の、勝ち点数が同じクラブ同士の順位決定は以下の順番で行う。
1・全試合の得失点差
2・該当するJクラブ間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)※ただし、ホーム&アウェイの2試合を実施済みの場合のみ
3・全試合の勝利数
4・全試合の総得点数
5・全試合の反則ポイント
6・抽選
従前は以下の順番だった。
1・全試合の得失点差
2・全試合の総得点数
3・該当するJクラブ間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)
4・全試合の反則ポイント
5・抽選
今季は、各クラブごとの消化試合数が揃わない可能性があることを受けての措置。Jリーグの原博実副理事長は「試合数が違った時を考えると、得失点差は試合数が違っても(順位決定基準として)いけるんじゃないかと。総得点は下に持ってきて、当該チーム同士をもってきたという形になっています」と補足した。