INAC神戸、7季ぶりVへ開幕戦はアウェー伊賀戦 監督「焦らず準備したい」
サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部のINAC神戸は25日、神戸市内で行われた練習を報道陣に公開した。24日には新型コロナウイルスの影響で7月18日に開幕が延期されたなでしこリーグの新たな日程が発表され、7季ぶりの優勝を狙うINAC神戸は開幕戦で伊賀と対戦することが決まった。
今季から指揮を執るゲルト・エンゲルス監督(63)は開幕戦について「まだ3週間以上ある先の話。焦らず準備したい」と冷静に語った。先週末には男子高校生を相手に非公開に練習試合を行った。「感覚は良かった」と手応えをにじませつつも、今季取り組む攻守の素早い切り替えやビルドアップを課題に挙げ、さらに練度を高めていく。
女子日本代表「なでしこジャパン」のMF杉田妃和(23)はリーグ優勝に向けて「『今年こそ』と毎年言っているが、今年こそ取らないといけない」と固い決意を示した。
1部は10チームが2回戦総当たりで戦い、開幕から2節は無観客で行う。3節以降の観客動員は新型コロナウイルスの感染状況などをみて判断する。