J3今治・初戦ドロー発進!岡田武史オーナー「よく戦っていた」約3カ月半遅れで開幕
「明治安田生命J3、岐阜0-0今治」(27日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
当初予定の3月7日から約3カ月半遅れで開幕して無観客で行われ、日本フットボールリーグ(JFL)から昇格した今治は敵地で岐阜と0-0で引き分けた。沼津は昨季3位の藤枝に2-1で逆転勝ち。福島は八戸に快勝し、C大阪U-23は鳥取に敗れた。
元日本代表監督の岡田武史氏(63)がオーナーを務めるJ3今治が岐阜戦で、待ちに待ったJリーグデビューを果たした。今治は昨季までJ2だった岐阜と互角の試合を展開して0-0で引き分け、初の勝ち点1を手にした。スタンドで見守った岡田氏は「内容は悪くないし、よく戦っていた。方向性は間違っていないのでこのままやっていけばいい」と、満足そうな表情を見せた。
今治の挑戦は15年、地域リーグの四国リーグから始まり、日本フットボールリーグ(JFL)、J3とカテゴリーを上げてきた。将来構想として25年にJ1での優勝争いと、ACL制覇の野望を掲げ、Jリーグの大海原に船出した。