ドイツL・大迫2発快勝!ブレーメン自動降格回避、入れ替え戦へ

 「ドイツリーグ・ブレーメン6-1ケルン」(27日、ブレーメン)

 今季最終節が一斉に行われ、FW大迫勇也(31)のブレーメンはホームでケルンに6-1で大勝して16位に浮上し、自動降格を回避して2部3位との入れ替え戦に回ることになった。大迫は先制点を含む2得点と活躍し、後半42分に退いた。2試合連続得点で今季通算8ゴール。入れ替え戦は7月2、6日に行われる。長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトはホームでパーダーボルンを3-2で退け、9位。鎌田はフル出場して無得点。長谷部は欠場した。

 土俵際に追い込まれていたブレーメンが、1部残留へ望みをつないだ。大迫は2ゴールの活躍で、価値ある勝利の立役者に。コーフェルト監督は「勝たなければ終わることは分かっていた。選手たちはよくやった」とクラブ公式サイトで語った。2部への自動降格圏に長く低迷したチームは最終節で逆転し、入れ替え戦に回った。

 大量6ゴールの口火を切ったのは大迫だ。前半22分、味方のシュート性の球をペナルティーエリア内でぴたりとトラップし、右足でゴール右上へ蹴り込んだ。前節16位のデュッセルドルフとは勝ち2差で、勝利が必須だったチームに勢いを生む先制点だった。

 前半を3点リードで折り返し、後半も畳み掛ける。4-0の後半13分には右からの折り返しを大迫がフリーで合わせた。残留争いの重圧が増した終盤4試合で4ゴール。ドイツ1部6季目で自己最多となる今季通算8ゴールとした。

 ホームアンドアウェー方式による入れ替え戦に1部残留を懸ける。監督は「大きな重圧がのしかかる状況は、まだ続いている」と気を緩めない。来季の命運を決する2試合でも、大迫にゴールの期待がかかる。

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