ボローニャ冨安健洋、吉田との日本人対決制す 存在感示す守備でフル出場
「イタリア1部リーグ、サンプドリア1-2ボローニャ」(28日、サンプドリア)
イタリア1部(セリエA)でボローニャのDF冨安健洋(21)はサンプドリア戦にフル出場し、2-1の勝利に貢献した。サンプドリアのDF吉田麻也(31)は後半29分から出場した。
冨安が吉田との日本人対決を制した。セリエAのピッチで日本人同士が対峙(たいじ)したのは、2014年11月の本田(ACミラン)と長友(インテル・ミラノ)以来。途中出場の吉田と同時にプレーしたのはロスタイムを含めて20分余りだったが、冨安は冷静な判断が光るプレーで存在感を示した。「守りの戦術を学びたい」と挑んでいるセリエAで、日本の若き守備の要が着実に力を高めている。