ウエスカ・岡崎 重傷の仲間に昇格誓い、ゴール量産へ意欲「次の日本人に大事」

 スペイン2部リーグ・ウエスカの元日本代表、FW岡崎慎司が自身のリーグ10得点を喜ぶとともに、負傷したチームメイトのために1部昇格を誓った。

 2日のラス・パルマス戦でこの試合唯一の得点を記録してチームの勝利に貢献。自身は今季10得点とした。岡崎は「10点を取れたことは幸せだけど、僕らはさらなる得点と勝利を必要としている。僕は残り5試合へ向けて集中している」と言う。またスペインでの1シーズンで最多得点の日本人選手となったが「ブンデスリーガでは15得点の日本人記録を作った。日本やイングランドのようにスペインでも点を取り続けたい。これは僕、そして次の世代の日本人選手にとってすごく大事なこと」だと語った。

 チームについては「ラス・パルマス戦の勝ち点3はとても大きいけどシェイク(同試合で大怪我を負ったチームメイトのMFドゥクレ)のことを思うと悲しい。僕らは彼のためにこれから戦い続ける」と誓った。

 3日の試合でサラゴサが敗れたためウエスカは直接1部昇格できる2位をキープしている。岡崎は「リーグ再開直後は難しい状態だったが、今僕らは試合ごとに良くなっている。今後もそうあり続けたい」としている。

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