久保へのラブコール、今度はイングランドから アーセナル移籍金100億円用意か
サッカースペイン1部リーグ、マジョルカの日本代表MF久保建英(19)の引き抜き話が今度はイングランドから伝わってきた。プレミアリーグのアーセナルが獲得のオファーを所属元のレアル・マドリードに出しているという。6日までにスペインのサッカー専門誌ドン・バロンが伝えている。
記事によるとアーセナルのスペイン人指揮官、ミケル・アルテタ監督が日本人選手獲得に関心を示しており、移籍金8500万ユーロ(約103億3000万円)の獲得オファーを提示したという。R・マドリードではジダン監督は今後の久保の成長に期待しているものの、ペレス会長は初期投資なしで久保を獲得した経緯もあり、放出すれば移籍金がそのまま“収益”になることからこの申し出に検討の余地があるとの姿勢をみせているという。
久保の来季去就についてはこれまでにPSG(フランス)が獲得の意思を示しているほか、ACミラン(イタリア)やドルトムント(ドイツ)がレンタル移籍を模索しているとの報道がある。今回アーセナルの獲得レース参戦が本格化すれば欧州主要なサッカー強豪国がいずれも日本の若手最有力選手を追っていることになる。
もっとも久保自身はスペインでのプレー継続を希望しているとされ、その点では現在のところレアル・ソシエダが最有力候補とみられている。