森保監督 久保、冨安らA代表と五輪代表兼任選手はW杯予選優先の方針

 サッカー日本代表の森保一監督が7日、オンラインでの取材に応じた。

 新型コロナウイルス感染症の問題で中断していたJ1が4日に再開。Jリーグも全てのカテゴリーで公式戦が始まった。同日は埼玉スタジアムでの浦和-横浜Mを視察した指揮官は「選手たちにサッカーができる喜びにあふれていることと、勝利への思いを感じた。それに加えて局面の激しさがすごく伝わってくる。交代枠5人使えることで、試合のインテンシティーが最後まで保たれている」と振り返った。

 また、欧州ではMF久保建英(マジョルカ)がチームをけん引する活躍を見せたり、チームの1部残留に貢献したFW大迫勇也(ブレーメン)など、代表候補選手の活躍が聞こえてくる。大迫の残留には「中断が開けてからはゴールも決めるなど結果も出していた。すごく大きな役割を果たしたと思う」と語った。

 五輪世代では、久保の他にもDF冨安健洋(ボローニャ)がチーム内でも存在感を発揮している。東京五輪の延期に関わらず「選手には、五輪ではなくA代表を目指してほしい。そういう選手たちで五輪を戦い金メダルを目指す」というスタンスを貫く指揮官だが、来年の五輪前には五輪代表の活動が、A代表のW杯のアジア最終予選と重なる可能性が高い。兼任監督である自身と同じく振り分けが難しくなるが「現時点で考えているのはW杯の最終予選。そこはベストな布陣をもってこないといけない」と基本的な考えを示しつつ「彼らはそこに入ってこられるような活躍を見せ続けて欲しい」とさらなる成長にも期待をかけていた。

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