札幌 鹿島に19年ぶり勝利も…リーグ戦3戦4発の鈴木武蔵が負傷交代
「明治安田生命J1、鹿島0-2札幌」(8日、カシマスタジアム)
札幌がJ1で19年ぶりに鹿島から勝利した。カシマスタジアムでは初勝利。好調のMF鈴木武蔵が価値ある先制ゴールを奪ったが、前半22分ごろにプレーを自らやめる形で途中交代。負傷があったようでチームにとって大きな痛手となりそうだ。
前半7分に、ロングパスに抜け出し相手選手が処理に戸惑うところをシュートし決め切った。開幕3試合連続の今季4点目、ルヴァン杯を含めると全4試合で5得点と絶好調ぶりをアピールした。
しかし、同22分ごろにプレー中に自分から立ち止まって交代を申し出た(24分に交代)。ペトロビッチ監督は2-0での快勝にも武蔵の話題には「けがで交代をせざるをえなかったことは我々にとって誤算」と振り返った。
その上で報道陣の質問に、「武蔵選手のけがに関しては肉離れだと思っているんですけども、けがのほどは検査をしないと分からない。間違いなく、次節、その次の試合は難しいんじゃないか」との見通しを語り、サッカーにはつきものの負傷をチームとして乗り越えていく必要性を語った。