神戸が今季初勝利 イニエスタがVアシスト!中3日起用に応え、結婚記念日に花添えた

 「明治安田生命J1、鳥栖0-1神戸」(8日、駅前不動産スタジアム)

 神戸はMFアンドレス・イニエスタ(36)が決勝点をアシストし、鳥栖を1-0で下して待望の今季初勝利を挙げた。

 魔術師と指揮官の執念が実った。中3日で先発出場したMFイニエスタが決勝アシストでフィンク監督の起用に応え、神戸が敵地で待望の今季リーグ戦初勝利をもぎ取った。

 「勝ち点3がどうしても欲しかった」というフィンク監督は、4日の広島戦でフル出場したイニエスタを先発で送り出した。新型コロナウイルス感染症対策で異例の当日移動となり、九州入りしたのはこの日の昼。11日には中2日でアウェー大分戦を控えていることもあり、5月に36歳を迎えたイニエスタも「厳しいスケジュールであることは間違いない」と認めたが、指揮官は今季3度目となる中3日の起用に踏み切り、結果に結び付けた。

 決勝点が生まれたのは後半30分だった。MF山口の縦パスをMF郷家がつなぎ、「上からパスを通すことでスペースを見つけることができた」というイニエスタが浮き球で技ありのラストパスを通した。疲れの見えていたイニエスタだったが、要所の“魔法”で試合を決定付けた。

 イニエスタは後半46分までプレー。昨年8月の敵地鳥栖戦では左太もも裏を負傷し約1カ月の欠場を強いられていただけに、指揮官は「彼が元気なまま帰れるのが大事だった」と胸をなで下ろした。

 この日はイニエスタにとって、12年に結婚したアンナ夫人(33)との8回目の結婚記念日だった。自身のSNSには「忘れがたく、魔法のように幸せな8年間だった。そばにいさせてくれて、素晴らしい経験をさせてくれてありがとう。無限の愛を!」などと感謝の言葉をつづった。記念日に勝ち点3で花を添えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス