浦和・大槻監督、有観客開催に「シンプルにうれしい。サポーターに来てもらうのは」
サッカーJ1浦和の大槻毅監督が10日、鹿島戦(12日・埼玉)に向けてオンライン上で会見を開いた。
鹿島戦からは5000人が上限とは言え、有観客での開催。「また一歩だが、普段に戻るフェーズになったのかなと。難しい状況なのは変わらないが、シンプルにうれしいですね。サポーターに来てもらうのは」と話した。
再開後は、1勝1分けと調子はまずまず。指揮官によると「(選手たちの)トレーニングの反応が良い。試合で使いたいと思う選手がたくさんいて、良い悩みを抱えています」というほど。一方の鹿島は再開後、2連敗。今季は公式戦5戦全敗と、ザーゴ新監督のもとでの新スタイル確立に苦しんでいる。ただ、大槻監督は「鹿島は鹿島だと思います」とピシャリ。「勝ち星はついていないが、それに向かってみんなで執着して戦うところもある。選手にも言ったが、これまでの結果や戦い方で判断することはない。鹿島に対して全力で戦う」と力強く語っていた。