C大阪、今季初黒星で首位陥落 有観客初のホーム戦も22年ぶり開幕4連勝ならず…
「明治安田生命J1、C大阪0-2名古屋」(12日、ヤンマースタジアム長居)
22年ぶりの開幕4連勝は夢と消えた。C大阪はJ1では1998年以来となる快挙を狙ったが、ホームでは昨年8月11日以来の2失点で今季初黒星。首位の座を川崎に明け渡し、3位に後退した。
序盤は名古屋を圧倒したが、前半38分にCKからオウンゴールで先制点を許した。典型的な先行逃げ切り型のC大阪にとっては痛恨の失点となった。
後半16分までに4人を入れ替えたロティーナ監督だったが、「ボールを早く動かすため」というMFルーカスミネイロ投入が裏目に出た。同16分、不用意にボールを失い、決定的な追加点を浴びた。
観客動員が解禁されて初のホーム戦。4026人の桜色のサポーターは整然と距離を保ち、拍手で選手の背中を押したが、最後はため息が漏れた。