フードロス問題解消へ 福岡MF菊池大介らが長野県御代田町とタッグ
J1札幌のMF荒野拓馬(27)が中心となって活動する「Rescue Hero」(https://www.rescuehero.net)が16日、長野県北佐久郡御代田(みよた)町のフードロス問題などを解消するため、小園拓志町長とオンラインで会議を行った。
会議には荒野の他に中学時代を長野県佐久市で過ごしたMF菊池大介(J2福岡)、昨季までJ2松本に所属していたDF今井智基(ウェスタン・ユナイテッド)も参加し、活発な議論が交わされた。
新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止に追い込まれたことで、生産者はもちろん、イベントを通じて特産品や町をPRしていた地方行政にも大きな打撃を与えているという。
小園町長は「軽井沢町の西隣であるにもかかわらず、知名度の低さが全国的展開のネックになっている。サッカー選手の皆さんに応援いただける「Rescue Hero」の枠組みは私たちのチャンスになると感じている。観光も含めた激減により苦しむ町をどうか支えてください」と語り、今後は「ふるさと納税」の返礼品として「Rescue Hero」を活用したいなどと考えを語った。
「Rescue Hero」のサイトでは「信州御代田のお味噌3袋詰めセット」(税込1365円)を販売している。