レアル・マドリード 再開後10連勝で一気に決めた!3季ぶり史上最多34度目優勝
「スペインリーグ、レアル・マドリード2-1ビリャレアル」(16日、マドリード)
首位のレアル・マドリードがホームでビリャレアルを2-1で退け、1試合を残して3季ぶり史上最多を更新する34度目の優勝を決めた。新型コロナによる中断から再開後は10連勝でバルセロナを逆転し、ライバルの3連覇を阻んだ。19位に沈むマジョルカの久保建英(19)はグラナダ戦にフル出場したが1-2で敗れ、2部降格が決定。エイバルの乾貴士はバリャドリード戦で1-0の前半28分に今季2点目を決め、3-1の勝利に貢献した。
レアル・マドリードは約3カ月の中断が明けて10連勝と一気に加速し、3季ぶりにリーグ王座を奪い返した。昨年3月に復帰したジダン監督が、現有戦力を中心に守備を再構築。失点数は昨季の46から23に半減した。主将のセルヒオラモスは「監督が船長として引っ張ってくれた。われわれは彼を信じている」と信頼関係を強調。胴上げされた指揮官は「選手としても、人間としても最高の集団だ」とチームを称賛した。