J1神戸が快勝“イニエスタの弟子”FW古橋が2得点1アシスト

 前半終了間際、イニエスタ(左)のCKから先制点を決めた神戸の古橋(中央)
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 「明治安田生命J1、神戸3-1清水」(18日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は日本代表FW古橋亨梧(25)が2得点1アシストで全3得点に絡んだ。2試合ぶりに先発復帰した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)はCKから先制点をアシスト。清水は唯一の5連敗となった。

 スタジアムに帰ってきた3494人のサポーターに古橋がホーム初勝利を贈った。前半終了間際の47分、イニエスタのCKを頭で流し込んだ。「来い来いと心の中で念じて動き出したらいいボールが来た」。古橋はスペイン全国紙に“イニエスタの弟子”と紹介されたこともある。師弟の以心伝心が先制点を呼び込んだ。

 2戦連発の古橋は後半9分、古巣対決となったFWドウグラスの得点をアシスト。同20分にはこぼれ球を拾って左足を振り抜いた。2得点1アシストで全得点に絡み、4得点で得点ランク首位に並んだ。

 今季は公式戦8試合7得点。新型コロナウイルスの影響による中断前は公式戦4戦連発を記録していたが、直近2試合3得点と“当たり”が戻ってきた。

 自粛期間中は食事改善を意識。肉中心の食事から野菜や果物の摂取を心掛け、過密日程を戦い抜くための体作りに励んだ。

 J1再開後、初めて本拠地ノエビアスタジアムに観客が動員された。「来てくれた皆さんの前で勝つことができてうれしかった」。降り注ぐ拍手を浴びた背番号11が神戸を勢いづけた。

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