１Ｊ神戸は２５日、次節Ｇ大阪戦（２６日、ノエスタ）に向けて神戸市内で非公開の最終調整を行い、オンラインでの取材に応じた元日本代表ＤＦ酒井高徳（２９）はＧ大阪対策としてカウンターに活路を見いだした。

　Ｇ大阪は前節広島戦（２２日、パナスタ）を１－０で制し、３連勝で３位タイに浮上した。酒井は「前線の流動性やクオリティーはすごく高いものがある」と、好調なＧ大阪攻撃陣を警戒。その上で「ミスからピンチになるシーンもあった」と指摘し、「今シーズンはウチもカウンターで何点か取っている。いい形で奪えたらすごくチャンスになる。ＤＦラインが低くなりすぎず、コンパクトに守れれば」と攻略法の一端を明かした。

　今季はＤＦ大崎玲央（２８）と並んで開幕から６試合フル出場を続ける２９歳は「リズム良く試合が来るので、体は試合ごとに良くなっている感じ」と疲れを感じさせない。９日間で３試合目となるＧ大阪でもＦＷ古橋亨梧（２５）とともに左サイドを制圧する。