C大阪、FW前田大然の獲得断念 横浜M移籍が決定的に
J1・C大阪が来夏の東京五輪代表候補でJ2松本のFW前田大然(22)の獲得を断念したことが1日、複数の関係者の話で分かった。
悲願のリーグ優勝を目指すC大阪は前線の補強を模索。地元大阪府出身で、昨年まで前田の仲介人を務めていた梶野智氏がチーム統括部長を務める縁もあって、前田に正式オファーを提示していたが、この日までに断りの連絡が入ったという。
前田は今季、期限付き移籍していたポルトガル1部マリティモで公式戦24試合4得点。マリティモから提示された短期延長オファーを断り、リーグ終了を待たず6月に帰国。松本の練習に参加して調整を続けている。
前田はC大阪との争奪戦となっていたJ1横浜Mと既にクラブ間合意に達しているといい、加入が決定的となっている。MF遠藤渓太をドイツ1部ウニオン・ベルリンへの期限付き移籍で失った横浜Mだが、迅速な対応で代替戦力の獲得に成功した。