横浜FCに移籍のMF杉本「結果残す」横浜Mでの経験、新天地で生かす
J1横浜Mから期限付きで移籍した横浜FCのMF杉本竜士(27)が11日、オンラインで入団会見を行い、「呼んでいただいたからには、結果を残さないといけない」と意気込んだ。
今季、J2徳島から加入し、約半年間在籍した横浜Mでは出場機会がなく、J1でのプレーを経験できなかった。「(横浜Mで)試合に絡めなかったのは自分の実力です」と悔しそうな表情を見せた。ただ、「チャンピオンのマリノスで学べたことは大きい。それを表現できるのが今は横浜FC」と気持ちは切り替えている。
下平隆宏(48)監督はサイドハーフやウイングでの起用を考えており、早ければ15日の湘南戦(ニッパツ)にも出場が可能だという。杉本は「ドリブルだったり、前線からの守備だったりは戦術問わず、やっていきたい」と話した。
「1試合でも多く試合に絡んで、勝ち点を積み上げられるようにしたい」。王者での経験を生かし、現在リーグ5連敗中と苦しむチームの救世主となる。