バルサ歴史的敗戦受け大規模粛清へ ピケ「必要なら僕が最初に出ていく」
「欧州CL・準々決勝、バルセロナ2-8Bミュンヘン」(14日、リスボン)
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナが欧州チャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに2-8と大量失点を許して敗退したのを受け、今後選手・監督らが大幅に入れ替わる見通しが出ている。15日のエル・ムンド・デポルティボなどスペイン各紙が報じた。
2試合合計の結果でもなく、野球のスコアでもない不甲斐ない結果にバルセロナの関係者はうなだれ、あるいは頭を抱えた。元スペイン代表DFピケは試合後、「ひどい試合になった。目も当てられない感覚で、言葉にするなら恥」と受け入れられない事態になっていることを強調。続けて「クラブにはあらゆる面での変化が必要。それは選手や監督だけではない。新しい血と流れを変えることが必要なら僕が最初に出ていくことを申し出る」と思い切った改革のためには自分が犠牲になるのも厭わないとした。
来年に会長選挙を控えるバルトメウ会長も、すぐにでも対策を示すとしている。「我々は決断を下す。その中のいくつかはチャンピオンズリーグの前に決定したものがあり、その他のものはこれから行う。それらの全ては近く発表することになる」と話した。