バルサ新監督の本命ポチェッティーノ氏 対抗には伝説的クラブOB2人の名前も

 「欧州CL・準々決勝、バルセロナ2-8Bミュンヘン」(14日、リスボン)

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのチャンピオンズリーグ敗退でキケ・セティエン監督(61)の解任が決定的な情勢となった。以前から囁かれていた後任候補が声高に予想されるようになり、現状で元トットナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏(48)、また元所属選手で現アルサド(カタール)のシャビ・エルナンデス監督(40)の名前が挙がっている。

 ポチェッティーノ氏を本命視しているのはバルセロナを中心に展開するスポルト紙。クラブは1月にも同氏を招へいする可能性があったが元エスパニョール指揮官の過去を持ちバルセロナを敵視する発言があったことから最後には除外した経緯がある。ただ現在はこの決定を後悔しているという。

 同じく地元スポーツ紙のエル・ムンド・デポルティボはポチェッティーノ氏についても言及しているが、さらに選手として象徴的な活躍をした2人を挙げている。まずは地元出身で黄金時代の中心選手の一人、シャビ氏。同じく今年1月にクラブが招へいに動き、自身も将来の夢はバルサを率いることだと公言しているが、今年6月に現指揮チームのアルサドと契約延長しており招へいにはそれなりの障害があると考えられる。

 もう一人候補者として考えられるのが元所属選手のロナルド・クーマン氏(57)。バルセロナがチャンピオンズリーグ初制覇した時の決勝ゴールを決めた人物で同氏の監督就任を願うファンも少なからず存在するが、現在オランダ代表監督で2021年欧州選手権を控えていること、さらに今年5月に心臓発作で入院しており健康面で不安がある点がマイナス材料として考えられる。

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