柴崎所属のデポルティボに2部残留の可能性 スペイン紙が報じる
サッカースペイン2部のフエンラブラダがリーグ最終節の試合予定日に10人を超える新型コロナ感染者を出してデポルティボとの試合が延期された件でスペインサッカー連盟の予備判事が、フエンラブラダの対応に重大な問題があったとして2部B降格の制裁を課すのが妥当との見解を示したという。これにより日本代表MF柴崎岳のレンタル移籍先でリーグ19位と本来なら降格するデポルティボに2部残留の可能性が出てきた。スペインのエル・ムンド・デポルティボ紙が16日までに報じている。
同紙は、予備判事によるとフエンラブラダは、最終節の前日となる7月19日の段階でチームに4人の感染者がいることを把握していたものの、連盟やスペイン国スポーツ高等評議会(CSD)など管理機関に連絡することなく「自分たちクラブの利益のことだけを考え大会に関わる人たちの健康に悪影響を与える可能性への配慮がなされかった」としている。
なお同件についてフエンラブラダ側には、不服がある場合10日間の猶予が与えられた上で、同連盟競技委員会にて最終決定が出されるという。