サッカー日本代表と東京五輪男子代表を兼任する森保一監督（５１）が１７日、オンライン取材に応じた。１０、１１月に予定されていた２２年Ｗ杯カタール大会アジア２次予選の再延期を受けて「自分が決められることではない。落ち着いて今できることをする」と冷静に受け止めた。

　１０、１１月の国際Ａマッチデーの期間は、そのまま適用されるという。森保監督はその期間に「代表活動が何らかの形でできるのであれば、試合をするなりキャンプをするなりしたい」と活動する方針を示した。新型コロナウイルスの影響で今季は代表戦を行えていないが、親善試合や合宿の実施などを協会と話し合い模索していくこととなる。

　今から試合を組むことができず、招集もできなかった場合は、現在と同様に国内リーグを中心に視察活動を続けるという。海外組に対しても「映像でチェックして招集できる状況になった時に良い状態の選手を招集したい」と話した。また、「心身ともにどういう状況にいるかを聞かせてもらいながら、今後の目標について話を聞けたら」と、海外組と面談も行っていく考えだ。