横浜FCがJ1で初の連勝 鹿島から初勝利 監督「チームの力が上がってきている」
「明治安田生命J1、横浜FC1-0鹿島」(19日、ニッパツ三ツ沢球技場)
横浜FCが鹿島を倒し、クラブ初のJ1連勝をホームで飾った。J1初挑戦となった2007年は連勝することなくJ2に降格している。
前半25分、左サイドからの折り返しで混戦となったゴール前のこぼれ球をFW皆川佑介が押し込んだ。リーグ4試合連続のスタメン出場で「勝利に貢献できなくてウズウズしていた。やっと1点。ホッとした」と今季初ゴールに胸をなで下ろした。ただ、すぐに「まだまだ連戦は続く、連勝したい」とさらなる勝利を誓った。
下平隆宏監督も「選手たちがよくやってくれた。内容はよくなかったが、苦しいゲームを勝ちきれるようになったのはチームの力が上がってきているということ」と確かな手応えを口にした。
後半には鹿島の猛攻を受けた。それに対し、引いて守備を固めて1点を守り抜き、今季初の無失点で試合を終えた。
試合前の時点で鹿島とのJ1リーグ戦の対戦成績は0勝0分2敗で、今回が初勝利となった。