横浜FCの東京五輪世代 斉藤光毅&松尾佑介がゴールでクラブ新J1での3連勝に貢献

 前半、先制ゴールを決め駆けだす横浜FC・斉藤=アイスタ
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 「明治安田生命J1、清水2-3横浜FC」(22日、IAIスタジアム日本平)

 横浜FCが3ゴールを挙げ、クラブ史上初J1で3連勝を飾った。2戦連発のFW皆川佑介(28)に加え、東京五輪世代の2人が躍動した。

 3試合ぶりに先発復帰したFW斉藤光毅(19)が前半25分、「やってやるぞという気持ちだった」と放ったミドルシュートが相手DFに当たり、ゴールネットを揺らした。「危機感は常に持っている。(先制の得点が)相手に当たって入ってもゴールはゴール」と結果を残した。

 後半5分には、よく同世代の活躍を映像でも見ることがあるというMF松尾佑介(23)が「負けてられない」と、スピードを生かした得意の突破で貴重な3点目を奪った。今季自身3点目となったが「もっと決められるチャンスがある」とさらなる得点量産に意欲を見せた。

 今季の先制した試合は4勝2分けと負けなしで、J1初挑戦となった2007年の勝利数4に早くも到達した。ただ、下平隆宏監督は「うれしく思っているが、5連敗したりしたので、ここで巻き返さないと今季目標の10位以内へ届かない」と、すぐに気を引き締めた。

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