J1神戸・MFイニエスタ 3年連続で埼スタ浦和戦を欠場へ 柏戦で右足首負傷
「明治安田生命J1、浦和-神戸」(23日、埼玉スタジアム)
J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が3年連続で埼玉スタジアムで行われる浦和戦を欠場することが濃厚となった。チームは22日、次節浦和戦(23日、埼玉)に向けて神戸市内で非公開の最終調整を行い、オンラインでの取材に応じたトルステン・フィンク監督(52)は前節柏戦(19日、ノエスタ)の前半に負傷交代したイニエスタとベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(34)について「次はいつ出場するか分からない」と欠場を示唆した。
イニエスタは柏戦の開始直後に右足首を負傷し、一度はプレーを続行したが、前半22分に交代。フェルマーレンも同29分に自ら交代を申し出ていた。
フィンク監督は「もちろん2人の選手はパフォーマンスのせいで交代した訳ではなく、違和感があって交代した」と負傷を認めた上で、起用については「次いつ出場するかは、まだ分からない」と言葉を濁した。負傷の状態や練習参加についても「選手のコンディションに関しては何も共有できない」と口を閉ざした。
イニエスタは神戸加入後、18年9月と19年4月の2度にわたって埼玉スタジアムでの浦和戦を負傷欠場しており、今回も欠場すれば通算3度目となる。イニエスタが埼玉スタジアムでプレーしたのは今年2月の富士ゼロックス・スーパーカップ横浜M戦のみで、世界的名手にとって縁遠いスタジアムとなっている。