内田篤人、引退後も「サッカーの道で生きたい」まずは家庭で「幼稚園の送り迎え」を

 サッカー元日本代表の鹿島DF内田篤人が24日、オンライン形式で引退会見に臨んだ。今後について、「サッカーの道で生きたい」と何らかの形でサッカーに関わっていく意向を示した。

 今後についての質問に、「YouTuberにはならないですね。長友さんとかやってますけど、僕はならないです」と冗談めかして答えた内田。「いろんな選択肢があると思いますけど、一つ、2つに絞るのは早いかなと。いろんな選択ができるように、仕事をチョイスするとか。どこにでもいけるような仕事を選んでいきたいかな。具体的にはまだ決まってないですけど。サッカーしかないというよりは、サッカー以外のことでやれていく自信がないので、何か、やれれば」と、具体的には限定せず、何らかの形でサッカーに関わる仕事を希望した。

 その一つとして「指導者」が考えられる。内田自身も「面白そうだなと興味がある仕事だと思います」と前向きだった。「チームから、どうですかっていう話があって初めて動けることなのかなとも思っています」としつつも、引退を決断してからは、鹿島のザーゴ監督を「こういうふうに振る舞い、戦術を考えるんだな、練習を組み立てていくんだな」という目線で見ていたことも明かした。

 プライベートではパパでもある。娘からは「サッカーがおしまいになって一緒に遊べる」と喜ばれたという。「コロナの状況もあるんですけど、これからは手をつないで、一緒に、幼稚園の送り迎えができたら最高だなと思います」と家族のために時間を使うことも考えている。

 引退セレモニーでのあいさつは「また会いましょう」で締めくくった。「1人のファンとして、カシマスタジアムにまた来たいなと思っていましたし、サッカーの道で生きたいなと思っていますし。サッカーを辞めるだけですからね。多分、どっかで会うんだろうと思います」とサッカーへの思いを会見でも改めて語った。

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