横浜FC下平監督、鳥栖戦は「厄介」活動停止明けで「調整不足?休養十分?」
J1横浜FCの下平隆宏監督(48)が3日、次節の鳥栖戦(5日、駅スタ)に向け、オンライン取材に応じ「難しいですね」と率直な心境を語った。対戦相手の鳥栖では金明輝監督(39)ら10人が新型コロナウイルスに感染しクラスターが発生。8月14日に活動休止し、リーグ4試合が延期となった。次節が同26日の活動再開後、初公式戦となる。
約2週間活動を休止し、リーグ4試合未消化の相手に対し、「分からないですよね。どっちにくるのか。ゲーム勘もなく調整不足なのか、休養十分で逆にすごいフレッシュなのか」と下平監督。それでも「非常に高いモチベーションで今まで(試合が)できなかった思いとかも出て来ると思うので厄介」と警戒心を強めている。
指揮官は「しっかりビルドアップする、ハイプレスかけるなど、うちと共通するところが多い。スタイル的には同じなので、そこのやり合いになる」と試合を想定。前節のC大阪戦で連勝は3でストップ。再び快進撃を見せるためにも「フィニッシュのクオリティとか守備の粘り強さは必要」。異例の状況でも目標のトップ10へ敵地から勝ち点3を持ち帰る。